依頼人勘定元を【立替実費】に変換するには

 変換できる表と項目

 変換できる表は参加人・関係人を勘定元とする入出金表です。自分の事務所を勘定元とする表は変換できません。
 変換できる項目は出金項目です。入金項目は変換できないので元の表に残ります。残った項目が不要な場合は行ごとに削除するか、その勘定元表自体を削除してください。
 変換にともない宛先欄は本人欄に変わり、本人欄には全て勘定元だった参加人ないし関係人の名前が入ります。

 変換操作

 目的の勘定元表の編集画面を表示させます。入出金表パッドの下にある「編集」ボタンをクリックしてください。

 編集画面の右側にある「立替実費表に変換」ボタンをクリックします。なお、このボタンは変換すべき項目が無いと表示されません。変換する前に行を追加したり削除したりすることもできます。
 返還されるのは出金項目のみで入金項目は変換されません。

 変換を確認する画面が表示されるので「はい」をクリックします。「いいえ」をクリックすると元の画面に戻り何も変換されません。

 変換後の状態

 変換は瞬間的に行われます。パッドの表示を適正にするために、一度、案件のパッドが全て閉じられロードしなおされます
 元々、その人物の立替実費表が無かった場合は、新たに立替実費表が作成され変換された項目が表示されます。既に、その人物の立替実費表があった場合は、変換された行が、その表に追加されます。
 元の勘定元に残された項目がある場合は、その入出金表が再び表示されますが、残された項目が無い場合は元の入出金表は削除されます。
 下図は上の勘定元表を立替実費表に変換した状態です。

 立替実費表が作成されると案件概要の実費請求額が自動的に計算されます。
 実費の回収額は自分の事務所の入出金表で「実費~」を費目とする入金項目行を合計して計算されます。立替実費表の「お支払」をチェックしても実費回収額にはなりません。