独占編集モードについて

適用案件バージョン:「v.1」(案件バージョンについてはこちら


 独占編集モードとは

 「独占編集モード」とは、請求処理または入出金処理を一人のユーザーが排他的に独占して行うことができる状態のことです。
 逆のモードは「参照モード」です。このモードでは編集処理ができず、データの参照だけができます。

 モードが決まるのは

 これらのモードが決まるのは「請求処理・請求書印刷」画面または「入出金処理・領収書印刷」画面を開いたときです。このとき他のユーザーが、これらの画面を開いていなければ「独占編集モード」になります。既に他のユーザーが開いていると「参照モード」になります。
 画面開閉時期によって決まるので、実際に編集しているかどうかは判断されません。「参照モード」になっていたら、一度画面を閉じて、画面を開いているユーザーに閉じるよう伝え、もう一度開いてください。開いたまま自動的に変わることはありません。
 「独占編集モード」は案件毎です。別の案件のモードは、その案件の事情で決まります。

 画面の表示

 「独占編集モード」の場合「請求処理・請求書印刷」画面または「入出金処理・領収書印刷」画面では最上部に以下のように表示されます。

 別のユーザーが同じ案件の処理画面を開くと「参照モード」になり以下のように表示されます。

 モードがある理由

 複数のユーザーが同じデータを同時に編集すると各ユーザーが意図しないデータが残る場合があります。その存在しないデータを前提に他のデータが編集されると、ますます混乱したデータが残っていくことになります。特にデータベースでは複数のデータをID番号だけで連携させているので、人間が後から修復することができません。そこで編集者を一人に限定し独占させる処理をしています。