有料相談予約について

適用案件バージョン:「v.1」(案件バージョンについてはこちら


 有料相談予約とは

 [有料相談予約]とは、相談予約を登録すると同時に、その時間見応じた相談料の請求項目が作成される機能です。この予定と請求項目の二者は連動するので、変更・削除に一定の制約を受ける場合があります。
 この機能を利用するには、案件バージョンが「v1」以降であること、すでに請求先となる参加人が登録されていること、管理者によって相談料の時間単価が設定されていることが必要です。

 [管理者]による時間単価の設定

 時間単価の設定は、会計定数設定画面で行います。同画面は管理者メニューの「会計」→「会計定数設定」で表示します。

 設定項目は単位時間(分)、単価、消費税率、端数の処理方法の4つです。
[単位時間]
 通常30分または60分ですが、機械計算のため15分や5分などの細かい設定も可能になります。
[本体単価]
 税抜きの正味単価です。1,980円といった設定も可能になります。
[消費税率]
 該当法律に従った設定をしてください。
[端数処理]
 機械計算のため、5分伸びても切り上げ、5分足りなくても切り下げとなるため、単位時間を考慮して決めてください。なお、予定で設定できる時間は5分単位です。

 有料相談予約の登録

 有料相談予約も通常の予約の登録と設定項目は同じです。異なるところは請求先を指定する部分です。登録済みの人物・団体名がメニューになっているので目的の請求先を選んでください。
 内容枠に請求先が明示されていますが、新規登録時は表示されていません。データベースに書き込まれるときに自動的に入ります。また、変更時に削除しても同じように書き込まれるので、消すことはできません。

 有料相談予約が登録されると、同時に「請求処理・請求書印刷」画面に表示される請求項目も図のように作成されます。同画面についてはこちらを参照してください。

 請求項目との連動性

 相談予約の変更・削除は、通常の予約と同じように業務日誌パッドから行うことができます。
 それとは別に、請求項目からも行うことができます。請求項目の「V」メニューから変更・削除を選ぶと、請求項目の変更・削除画面の代わりに有料相談予約の変更・削除画面が表示され、相談予約も同時に変更削除することになります。
 ただし、相談料が既に支払われているような場合は請求項目の変更ができないので、図のようなメッセージが表示され、連動性が解除されることになります。根拠のない請求項目と入金記録が残るような結果になるので、適切な対応を手動で行う必要があります。