タグとは？

　タグは「<!--HB.XXXXXXXX-->」と言う形をした文字列のことです。「XXXXXXXX」の部分は任意の半角文字列です。この部分をスタッフ別に設定することで、限られたスタッフが決められた部分だけを編集できるようになります。
　編集部分は同じタグとタグで挟みます。「<!--HB.ABC>今日の天気<!--HB.ABC-->」のようにすると「今日の天気」の部分が編集可能になります。タグはＨＴＭＬファイルをテキスト編集ソフトなどで開き、直接打ち込まなければなりませんが、コピーして張り付けることもできます。
　タグで挟めるのはＨＴＭＬファイルの本文だけで、ＨＴＭＬコマンドの内部やパラメーターを含めることはできません。また、タグを含む部分を別のタグで挟むことも、入れ子にすることもできません。ただし、改行コマンドの「<BR>」は含めることができます。
　実際のＨＴＭＬ編集画面では次のようになります。

　これをサイトにアップロードします。タグ部分はＨＴＭＬの規約でブラウザでは表示されません。「<!--」と「-->」で囲まれた部分はコメント文（注釈）として扱われて機能しないことになっています。上のファイルを実際にブラウザで表示させると次のようになり、タグは全く見えないことが分かります。

　このファイルを別の編集画面でダウンロードするとタグで挟んだ部分ごとに編集枠に入ってきます。

　この画面でテキストを編集しアップロードすると、該当部分が置き換わることのなります。

※　ＨＴＭＬファイルの文字コードは自動判定しています。判別できないほど短い文章のファイルは、誤作動することがあります。判別はファイル全体で行われます。タグで挟んだ部分の長短は無関係です。

　設定画面の表示

　設定画面を表示するには「管理者」メニューから「ＨＰスタッフ別タグの設定」を選びます。

　タグの追加

　最初に、タグを設定するパッドを「追加」ボタンをクリックして表示させます。　
　この「追加」ボタンをクリックすることで幾つでもタグを登録できます。過って同じタグを複数作成してしまっても登録時にまとめて保存されます。次にこの画面を表示したときには一つになっています。

　タグと権限の設定

　タグ
　「<!--HB.XXXXXXXX-->」の「XXXXXXXX」部分を設定します。半角の数字とアルファベットを使用してください。記号は「_」（アンダーバー）のみ使えます。。３２文字まで入れられます。
　権限
　このタグで編集できるスタッフにチェックを入れます。図の場合、明日夢太郎と浦和花子が編集できることになります。他の人は、このタグで挟まれた部分は編集できません。

　タグを空にしたり、スタッフのチェックを全て外したりしたタグは登録されません。登録済みのタグでも「登録」ボタンをクリックした時点で削除されることになります。

　コンテキスト・メニュー（右ボタンメニュー）を利用できます。全てチェックしたり、弁護士全員チェックするなどの操作が簡単にできます。

　タグの削除

　不要なタグを削除するには、そのタグにある「削除」ボタンをクリックします。確認の画面が表示されるので「はい」をクリックすれば画面から消えます。「いいえ」をクリックすると何もしません。
　この時点では、まだ削除は完了していません。右下の「登録」ボタンをクリックしたときに削除が完了します。「キャンセル」ボタンをクリックした場合、削除もキャンセルされます。最終的に削除しなかったほうが良かったと判断した場合はキャンセルしてください。ただし、他の設定も全て元に戻ります。

　タグのコピー

　タグは一文字も違わずに入れられなければなりません。そこで、タグを複写して貼付できるようになっています。「コピー」ボタンをクリックすると「<!--HB.」と「-->」を含めてクリップボードにコピーできます。そのままＨＴＭＬファイル編集ソフト上で目的のＨＴＭＬファイルに貼付（ペースト）してください。確実にタグを入れることができます。

　登録

　右下の「登録」ボタンをクリックすると全ての設定がデータベースに保存されて元の画面に戻ります。
　「キャンセル」をクリックすると設定は破棄され、元の設定のまま戻ります。