人物・団体タグによる自動登録


 メモパッドと案件要点(編集画面)にはタグの挿入機能があり、夜具に従って打ち込んだ人物・団体情報を、そのまま人物・団体情報入力画面に転送することができます。
 この転送は、メモパッドの場合そのまま行えますが、案件要点の場合、タグの挿入は変種画面で、転送は案件表示パッド上で行うことになります。

 タグの挿入と種類

 タグの挿入は右ボタンメニューで行います。
 タグには現在三種類ありますが事務処理の実際に合わせて変更や追加が可能です。弊社オペレーターまでご連絡ください。
◆ 個人・団体の一般的なタグ


 不要な項目は削除してもかまいませんが、フリガナ」か「氏名」のいずれか一方は残してください。
 年齢などの項目を追加してもかまいませんが、タグ読取プログラムは無視します。
 生年月日は西暦でも和暦でもかまいません。和暦の場合、「H.」や「S.」で代用することができます。全角文字でも半角文字でもかまいませんが、年月日の区切りに空白を使用しないでください。必ずハイフンかピリオドかスラッシュなどを使用してください。生年月日は履歴に登録されます。
 住所の郵便版語は途中にハイフンがあってもなくてもかまいません。また全角文字でも半角文字でも認識します。郵便番号が不明な場合は、「〒」マークを削除して住所から打ってください。
 二つの連絡先では、電話番号かメールアドレスを打ってください。「@」有無で両者を区別します。全角文字でも半角文字でもかまいません。全て半角文字に変換します。携帯各社のアドレスを含む場合は、携帯メールに入ります。

◆ 会社


 不要ないし不明な項目は削除してかまいませんが、フリガナ」か「会社名」のいずれか一方は残してください。
 会社名について「㈱」ないし「株式」の文字があると「株式会社」と判定されます。
 所在地については個人・団体の場合の住所と同じ扱いになります。
 担当者は会社の関係人として別に登録されます。
 電話とファックスは会社と担当者の双方に入ります。異なっている場合は後で修正してください。

◆ 保険会社


 基本的に会社タグと同じ扱いですが、参加人の役割として「保険会社」に自動的にチェックが入ります。

 タグ読取登録とは

 タグ読取登録とは人物・団体タグに従って打ち込まれた内容を人物・団体情報に変換し、参加人(関係人)入力画面に転送する機能です。入力画面で詳細な情報を付加したり修正したり、場合によっては登録をキャンセルできます。
 二重登録のチェックは、通常、フリガナの枠で[Enter]キーを打ったときに行われますが、タグ読取登録では入力画面表示前に行われ、二重登録の疑いがある場合、候補者リストを表示する画面を表示します。
 タグ読取登録は打ち込んだ情報をタグごとマウスをドラッグして選び、右ボタンメニューの「タグ読取登録」を選ぶと実行され、直ぐに入力画面が表示されます。
 図は保険会社を登録した場合ですが、担当者の性別とフリガナが入っていません。適宜修正して「登録」ボタンをクリックするとデータベースに登録され、参加人パッドが表示されます。
 登録の結果、もしメモが不要になったらタイトル部分を右ボタンでクリックするとメニューが表示されるので、操作メニューから「削除」を選び削除してください。

 二重登録チェックにかかった場合

 二重登録の疑いがある場合はチェック画面が先に表示されます。
 既に登録されていることが分かっている場合は、わざと二重登録にかかるようにすると登録の手間が省けます。下の画面は手動で「保険会社:」と打ち込み「東西保険」と続けています。タグは項目名さえ同じなら、必ずしもメニューから挿入する必要はありません。
 類似の名称の登録があると重複登録の確認画面が表示されます。
 上のリストに該当する人物・団体がある場合は、その行をクリックして選び、下にある『「○○」を登録する』ボタンをクリックします。
 重複チェックが済むと人物・団体の登録画面が表示され、選ばれた人物・団体の情報が入力されていることが分かります。
 担当者など関係人を追加したい場合は関係人追加メニューから追加します。
 なお、この時点ではまだ登録されていません。「登録」ボタンをクリックしたときに初めて登録されます。「キャンセル」ボタンをクリックすると何も登録されないまま、元の画面に戻ります。
 登録されると人物・団体表示パッドが案件に追加されます。