持出データの同期・更新


 持出データの同期・更新とは

 持出データは図のような構成になっています。
 「案件データ」は持ち出されている間は他のユーザーに変更されることは無いので、そのまま利用を継続していても問題はありません。
 それに対して「期日・予定」は自分が担当しているものの、持ち出してはいない案件の業務日誌が追加されたり変更されたりしていると、実際のデータとは違ってきてしまいます。
 そこで、持出利用を継続しながら「案件データ」と「期日・予定」をデータベースと同期させたいときに「持出データの同期・更新」を行います。
  同期・更新の結果、持出ファイルの内容とデータベースの内容が同じものになりますが「持出ファイルの返却吸収」と異なり、案件には編集ロックがかかったままで、持出ファイルはそのまま使い続けることができます。

 同期・更新の手順

 同期更新は通常版の案件メニューから「持出データの同期・更新」を選んで行います。通常版には持出ファイルを作成したときのユーザーIDでログインしていなければなりません。
 パスワードを入力する画面が表示されるので、持出ファイルに設定したパスワードを入れて「設定」ボタンをクリックします。
 ファイル選択画面が表示されるので、同期・更新したいファイルをクリックして選び「開く」ボタンをクリックします。
 「開く」ボタンをクリックしたとき読み取れない旨のエラーメッセージが表示される場合は、通常版へのログイン名が違っているかパスワードが違っているので、もう一度、ログイン名とパスワードを確認してください。
 完了すると次のようなメッセージが表示されるので「OK」をクリックしてください。